SPC工法研究会
SPC鋼管杭防錆工法
SPC工法は、強化繊維含有無機防錆材料に塩分吸着材を用いた防食ペーストを混合した材料を、ポリカーボネート捨型枠と鋼管杭の間隔に注入し固化させ30~50年の長期間防錆が期待できる新規鋼管杭防錆工法です。
SPC工法に使用する防食ペーストとは
- 高アルカリ性により、鉄表面を黒錆に変えて防錆する新しい無機系防食システム
- 無機系であるため紫外線の影響を受けず長寿命
- 残留塩分吸着と亜硝酸イオンで防錆する防錆ペースト含有による防錆効果の完璧性追求
鋼杭飛沫帯の腐食速度は最大
- 干潮線部の6倍
- 海水中部の3倍
- 鋼管杭の寿命は飛沫帯の寿命で決まります
- 鋼管杭のLCCを伸ばすには、ぜひ飛沫帯の重防食を!
SPC鋼杭防錆工法施工の流れ
- 型枠は内部注入の防食ペースト材充填状況が見える様ポリカーボネート製である
- ボルトによる完全密封状況の確認が必要